ガープスの面倒なトコ

もちろん、CPの計算だ!(ぇ

いや、それ以外にもいろいろとあるわけで。
この前いいところを書いたので、ガープスやる上で面倒だと思うところをちょいちょいと。

【基本的に計算処理が多い】
足し算引き算だけじゃなく、掛け算も複数箇所で。
もっとも、キャラクター作成時以外は+−以外の記号が混じる計算は少ないのだけれど。

これでも、0.5の単位がなくなっただけで随分マシになったんだよなぁ…。

【戦闘オプションが多すぎる!】
それはもう、ルールをあまり覚えこんでないGMがPLから「フェイントをしたターンの後に全力攻撃!オプションは攻撃回数+1。二刀流で一発目を利き腕狙いで普通に、2発目も同じ。3発目は胴体だけどトリック攻撃で修正を−4するからそっちの能動防御はー2ね!」
こんなセリフを聞いたら、それはもう慌ててルールブックを見直したりするわけだ。
もちろん、処理は時間をとるし、ルールに精通していた方が「有利に見える」気がしてくるわけで。
とはいえ、どのルールを使うかはGMに権限があって然るべきなので、PLは提案程度に留めるべきなのですが!

ゲーマーというものは、あるオプションは全部使いたがりますからねぇ…。厄介な特徴ですわw*1

【範囲が広すぎる】
GMが一つの世界観を提供しようとすると、決めなければいけないことが膨大です!
もちろん、ガープスベーシック・キャラクター&キャンペーンのみで行おうとした場合の話ですが。
PLがキャラクターを作るとき、どの特徴と技能が取得できるのか、レベルが存在する特徴を取るときは上限はいくつなのか、一つの特徴につけてよい増強と限定はどれを選択していいのかなど等。

これは、ガープスがもつ緻密性の持つ悪い面でしょう。良い面は非常に柔軟で、使い分けが出来る人がルールブックを持ってGMをするならば、どんな場合にでも対処できるということでしょうが、そこまで達した人はガープスに特化されすぎているかもしれない…w

【唯一、間違いなく言える良い点は】
ガープスベーシックの2冊分があれば、どんなリアリズム溢れた世界も、荒唐無稽のマンガやアニメのような展開も可能である*2ということでしょうかね?

*1:不利な特徴「ゲーマー」(精神的特長・自制可能・−5CP) あなたはゲームをゲームとして楽しむことに楽しみを感じます。ゲームとしての有利な事を行うため、利用できるルール・オプションを使おうとします。対戦ならば手を抜くことが出来ませんし、相手が手を抜いている場合はそれを辞めるように言い、手加減をされている場合は相手への反応修正に−2がつき、さらにそのゲームの間は「かんしゃく」がついた状態になります。あなたは「ゲーム」を楽しむ人間、または同じゲーマーからは反応修正が+2されます。ゲームをする機会がある場合、それをしないことを選択するのは非常に辛い決断です!(公共の場:自制判定+2、誰かの家で:自制判定−1、誰も居ない場所:−4)あなたが携帯型のゲームを持っている場合にゲームをしないことを選択するのは、ほかの事をしていない場合は全てが緊張状態と考えます!

*2:GMの苦労と努力、そしてPLの「GMの努力に対する」理解があれば